AとACとセルフ 強迫症状成立と回復過程 誤差修正サイクル

1.ACは傷ついて、引きこもりになり、危険を回避して暮らしている。
2.AはACを守りたくて、どんな些細な危険兆候にも反応するようになっている。すぐに緊急避難命令を出す。
3.CPは緊急避難命令が出ると、最初から全部やり直して、不安中和儀式を完成させる。
4.ACは、緊急避難命令と、中和儀式やり直しを見て、まだ危機は現実的で、油断はできないと感じ、ますます不安に思う。

こう考えると、
ACの危険感度は最大
Aの注意力は最大
CPの任務忠実度は最大
みんなそれぞれに最大限に活動して、危険を回避している。
それは合理的なのだけれど、全体としてはおかしい。

危険でないのに、最大の危険だと認定して活動している。

なぜ危険でもないものを最大の危険だと認定してしているのか。

Aの、感度つまみが最大にセットされているから。どんな危険も見逃さないため。

Aを説得するためには、ACがもう普通の危険にならば対処できると伝えたいのだが、Aは慎重なので、なかなか納得しない。

ACも怖がりになっているので、対処できる範囲の危険ですよと教えてあげたとしても、なかなか受け入れられない。現実に、Aからの緊急避難命令が出続けているのだから、安心できない。

AとACの両方を同時に説得しないと難しい。お互いにお互いのことを心配し、信頼して行動しているから。
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暴露反応妨害法では、まずAを強制的に停止させる。
そのときのACの怖がり具合を見る。実際はそんなに怖くないでしょう、と確認する。
それを見ると、Aも、そんなに厳しくしなくていいのだと納得する。
そうすると、Aからの緊急避難命令も少なくなり、ACはますます落ち着く。

ここで暴露反応妨害法では「Aを強制的に停止させる」ことができるかどうかが問題になる。

・入院。
・家族の監視。
・レコーディング。デジタルレコーディング。
・治療者のAを一時的に導入する。依存、帰依。動物の禁止条件付けのイメージにも通じる。
・セルフとAとACの人格内での話し合い。→これが最も理想的である。
・Aを説得するためには、誤差が現実には発生していないことを納得してもらう。誤差が大きく発生しているとAが認定しているのは、Aの感度つまみが大きくなっているからだと納得してもらう。ここがうまくいけば、誤差修正サイクルが回る。

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