メタ認知:自分の思考や感情のクセを客観視し、 必要に応じて戦略や視座を切り替えられる「自分を俯瞰できる」
メタ認知の欠如は、日常的に非常によく見られる事象である。
この力が欠けている場面は日常に溢れている。
求職者がスキル不足を棚に上げ、「この年収しか提示されないとは…」と不満を漏らす
婚活で自分と釣り合わないスペックの相手ばかりにアプローチして撃沈を繰り返す
SNSで他人を批判しながら、自分も同じことをしている
人間は基本的に主観の生き物で、他人のことは見えても自分のことは見えにくい。
仕事や勉強でもうまくいかない人の典型は「自分がやりたいことはやるけど、必要なことや求められていることはやらない」という思考だ。
「頑張ってるのに成果が出ない」「認められない」と悩む人は、往々にしてメタ認知が不足していて、独りよがりな努力をしてしまっている。