教皇としての最初の挨拶

新教皇レオ14世(ロバート・フランシス・プレヴォスト枢機卿)は、2025年5月8日、バチカンのサンピエトロ大聖堂のバルコニーから、教皇としての最初の挨拶を行いました。この挨拶はイタリア語とスペイン語で行われ、世界中の人々に向けて平和と希望のメッセージが発信されました。北海道新聞デジタル+7バチカンニュース+7琉球新報デジタル+7カトリック中央協議会

以下は、その挨拶の全文の日本語訳です:


あなたがたに平和があるように。

愛する兄弟姉妹の皆さん、これは復活されたキリスト、神の羊の群れのために命をささげた善き羊飼いの最初のあいさつです。わたしもまた、この平和のあいさつが皆さんの心に入り、皆さんの家庭や、あらゆる人に、あらゆる場所の、すべての民、すべての地に届くことを願います。皆さんに平和がありますように。カトリック中央協議会+3琉球新報デジタル+3北海道新聞デジタル+3X (formerly Twitter)+3バチカンニュース+3カトリック中央協議会+3

これは復活されたキリストの平和です。それは武装しない平和、静かで、謙遜な、忍耐強い平和です。それは神から来るものです。神はわたしたち皆を無条件に愛されます。バチカンニュース

わたしたちは今も、ローマを祝福した教皇フランシスコの、弱々しくも常に勇敢な声を耳にしています。その教皇は、復活祭の朝にローマと世界全体を祝福しました。わたしにもその祝福を続けさせてください。バチカンニュース+1カトリック中央協議会+1

神はわたしたちを愛しておられます。神は皆さんを愛しておられます。そして、悪は勝利しません。わたしたちは皆、神の手の中にいます。恐れることなく、神と共に、互いに手を取り合って前進しましょう。わたしたちはキリストの弟子であり、キリストが先導してくださいます。世界はその光を必要としています。人類は神とその愛に至る橋を必要としています。皆さんは、対話と出会いによって橋を築くのを助けてくださいます。そうすれば、わたしたちは常に平和の中で一つの民となることができます。

教皇フランシスコ、ありがとうございます!

兄弟である枢機卿の皆さん、わたしをペトロの後継者として選んでくださり、共に一つの教会として、平和と正義を求めて歩んでいくことを感謝します。恐れることなく、キリストに忠実に、福音を宣べ伝える宣教者として共に働きましょう。バチカンニュース

わたしは聖アウグスティヌスの子です。彼は言いました。「あなたがたと共にあるとき、わたしはキリスト者であり、あなたがたのためにあるとき、わたしは司教である」と。ですから、わたしたち皆が神が準備された故郷に向かって共に歩んでいきましょう。

ローマ、イタリア、そして世界中の兄弟姉妹の皆さん、わたしたちは共に歩むシノドス的な教会でありたいと願っています。常に平和、慈愛、特に苦しんでいる人々への親しみを求めていきましょう。

今日はポンペイの聖母への「スプリカティオ(嘆願)」の日です。祝福された母マリアは常にわたしたちと共に歩み、近くにいてくださり、その取り次ぎと愛で助けてくださいます。ですから、この使命のために、教会全体のために、世界の平和のために共に祈りましょう。

この特別な恵みを、わたしたちの母マリアに願い求めましょう。

アヴェ・マリア…

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