「共感」

財務省森友文書改ざん事件で自殺した職員の妻
「ご主人さんは弱かったから死んだのね」と慰める人がいたのだそうだ
これも一種の「共感」だと本人は思っているのだろう

こんな話に接すると、「共感」って何かなぁと思う、ほんと。

トランプの政治集会で、プロレス的熱狂の中で「共感」している人もいる
フランスの極右政治集団に「共感」するわけだし
戦争中はナチスに大いに「共感」したのだろうし
日本では、とても信じられないような「共感」が蔓延していたわけだし
「共感」は難しい

ある問題について、対立する二つの集団に分かれたとして、
ひとつの集団内では大いに「共感」しているのだが、
敵対する集団に対しては全く「共感」がない。
その場合の「共感」はどういうものだろうか。

そう考えると、次元の低い共感と次元の高い共感が考えられると思う。

そういう「共感」もあるだろうが、そうでない「共感」もあることを思い出そう。

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