文明の躁うつ波動 日本の抑うつ時期 経済低迷と少子化

文明の躁うつ波動があって、
拡張期(帝国化・技術革新・多産化)の時期があって、
収縮期(危機・反省・少子化)の時期が訪れ、
そのうちまた拡張期を迎えて、循環する。

先進国はまずだいたい収縮期に入っている。
アメリカはITなどが元気だけれど、元気なのはITと軍事産業くらいで、
後はどの地域も、どの階層の人々も、不調である。

ヨーロッパでは極右が台頭し、アメリカではトランプとその周辺である。
中国の拡張期が何となくピークを迎えて、少子化し、
次はインドとか言われている。

かなり時間が経過した後で、再び日本の拡張期も訪れるのだろう。

代替でいえば、資源と人口が国力になる。
日本は資源がなくても、貿易立国で拡張できた。
その時期は終わった。

アメリカも、ITと金融資本主義の次に、中国やインドやブラジルと対決できるものは何か、怪しい。
軍事力の優越も、経済の優越の産物だろうから、いつまでも続くわけではない。核兵器がいつまで切り札であり続けるのかも怪しい。

ただ、いま生きている人間が死んで完全に世代交代してしまうくらいまではアメリカは抵抗するだろう。
世界の知性を集めているのだから、しばらくは続くような気がする。いや、続いてほしいと思っているだけかもしれない。トランプやその周辺を見て、世界の尊敬を集められていない。精神的リーダーになれていない。それが国力の翳りである。

拡張期(帝国化・技術革新・多産化)の無理がたたって、そのあとは、収縮期(危機・反省・少子化)になるのは、物理的に当然のことだ。循環する。
人間が、躁状態のあとでうつ状態になるのと同じ。
躁状態のときに脳細胞が頑張りすぎて、細胞がダウンして、回復するまで、3-6か月程度かかる。それと同じで、循環する。

この30年、日本は、成長と拡張を取り戻すと政治は大声で言っていたが、結局、うまくいかず、抑うつ・収縮を受け入れるしんない。

へたに積極財政をして、無駄な金を使って、借金を増やせば、抑うつの時期が長引くだけである。

うつの時期には静かにしているしかない。国も個人も同じである。

私の躁うつ病についてのMAD細胞理論は、現状で、遺伝子研究によって、かなりの範囲で訂正改良を余儀なくされている。

しかし、両方の方針については、個人のうつ病も、集団の収縮期も、対処は同じである。十分な休息である。

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