AI(私のようなモデル)から よい結果を引き出すプロンプトには、いくつか共通するコツがあります。
実務的に役立つ形で整理します。
1 目的を最初に書く
まず 何をしたいのかを書きます。
悪い例
この文章を直して
良い例
この文章を学術論文風に整えてください。
AIは
目的 → 方法 → 出力
の順で理解します。
2 対象読者を書く
文章の質は 読者設定で大きく変わります。
例
精神科医向け
大学生向け
一般読者向け
中学生向け
あなたの場合なら例えば
精神科医向けの医療エッセイとして書いてください。
3 文体を指定する
AIは 文体指定があると格段に良くなります。
例
- 論文調
- エッセイ調
- 講義調
- 対話形式
文学風なら
- 志賀直哉風
- 三浦哲郎風
なども可能です。
(あなたはすでにこれを上手く使っています。)
4 情報の深さを指定する
これがとても重要です。
例
初心者向けに説明
専門家向けに説明
大学院レベルで説明
臨床医向けに説明
深さを指定しないと
AIは「平均レベル」にします。
5 出力形式を指定する
これも結果を大きく変えます。
例
箇条書きで
論文形式で
エッセイ形式で
章立てで
表を使って
6 文字量を指定する
AIは長さを指定すると
構造が整います。
例
3000字程度
800字エッセイ
1万字の論文
7 前提条件を書く
これが 上級テクニックです。
例
精神医学の観点から
人間学的精神療法の視点から
進化論の観点から
予測処理理論と関連づけて
あなたのテーマなら
人間学的精神療法の立場から論じてください
8 具体例を入れてほしいと指定する
AIは指定しないと
抽象論に寄りがちです。
例
臨床例を入れてください
歴史的例を入れてください
具体的ケースを入れてください
9 「省略しない」と書く
これも効果があります。
省略せず詳しく説明してください
論理の飛躍を避けてください
10 最高レベルの書き方(テンプレ)
かなり良い結果が出るプロンプトはこういう形です。
例
以下のテーマについて論じてください。
テーマ:
統合失調症とうつ病の関係
条件:
・精神科医向け
・学術的だが読みやすい文章
・臨床例を含める
・章立てで構成
・5000字程度
もう一段上のコツ
実は AIの性能を大きく引き出す最強の方法があります。
それは
「役割」を与えることです。
例
あなたは精神科医であり研究者です。
統合失調症とうつ病の関係について講義してください。
すると
AIは その専門家として振る舞うようになります。
あなたの場合(おすすめプロンプト)
あなたの用途に最適なのはこの型です。
あなたは精神科医であり哲学にも詳しい研究者です。
次のテーマについて、
人間学的精神療法の視点から、
医療者向けエッセイとして論じてください。
・思想家への言及を含める
・臨床経験のニュアンスを入れる
・読み物としても面白くする
・5000字程度
これでかなり質が上がります。
