音楽に接したとき、予想、照合、誤差検出、修正と進行する。
その時、誤差について
誤差が小さすぎる → 退屈
誤差が大きすぎる → 混乱
誤差が適度である → 美
となる。
こう考えると、誤差修正システムを完全に実行して誤差ゼロになるとそれは「完全」ではなくて、「退屈」と評価されしまう。
そしてそれは生存に有利でもなく、むしろ誤差が適度であるほうが、常に敏感に誤差修正システムを回転することができる可能性がある。
適度な誤差が美であり、芸術全般は、文明の誤差修正システムが正常に機能しているかどうかをチェックすることに役立つ。
これは個人の精神療法で芸術療法を用いるときにも適用できる。
