山内教授のうつのお話-5

細胞量を縦軸に、M→A→Dの軸を横軸にすれば、 各個人ごとに、どのタイプの細胞が多いのか、示すことができます。

表記をMADのようにし、 たとえばMについてはMM,M,Mm,m,mmなどと大きい順に示します。 (これは分かりにくいですね、M1,M2,M3,M4,M5のほうがいいかもしれません)

1.MAD(MもAもDも多い人)循環気質

2.MaD(MとDがおおい、Aは少ない人)

3.mAD(Mが少なくて、AとDが多い人)執着気質

4.mAd(MとDが少なくて、Aが多い人)強迫性性格

5.maD(MとAが少なくて、Dが多い人)ディスチミアタイプ

6.MmAaD(MとAが中等量で、Dが多い人)双極Ⅱ型の病前性格

以下同様にいろいろなタイプができます。

それぞれに5段階をつくるだけで555で125通り、 三段階ではなく無限段階で、 しかもすべてについて連続的ですから無限のバリエーションができます。

さて、には昔から有名な病前性格というものがあり、 たとえば執着気質が有名ですね。 執着という言葉が入っている通り、気分が持続するわけです。

これは「MAD+対他配慮(大)」と提示できるものです。 まず最初はこんな感じの人です。

対他配慮の成分については、 MADなどよりももっと高級な機能性分ですから、 少し次元が違います。 対他配慮とか状況意味認知とかは いろいろな機能が組み合わされた結果の複雑機能です。


試みにこの「MAD+対他配慮(大)」のタイプの人の発病のを説明しましょう。

仕事やプライベートで頑張りすぎたとします。 すると、M細胞は最初どんどん頑張りますが、耐え切れなくなり、休止するわけです。 するとMがお休みに入って、下のバターンになります。

この場面では、几帳面さ(A)と抑うつ(D)が前景に現れていることになります。

さらに頑張って、Aもダウンすると、

となり抑うつ(D)だけになってしまいます。

回復には、MとAが機能回復することが必要で、多分3ヶ月くらいかかるでしょう。

これが執着気質型うつ病の説明になります。 (つづく)

2008-07-02 14:04

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