最近言われている、 bipolar spectrumの場合は、 M成分を横軸にして、連続体として並べて考察しています。
bipolarⅠはM成分がM(つまり大)であるのに対して、 bipolarⅡはM成分がそれよりも小さいMm(つまり中)となります。 ADについてはいろいろな大きさになります。
それに対応して、 bipolarⅠは症状としては躁状態を、 bipolarⅡは軽躁状態を呈するわけです。
つまり、このモデルによれば、純粋マニーなどというものは考えにくく、必ず、 A成分とD成分の影響を受けて、症状が修飾されているのです。
純粋マニーはMadとなるはずですが、 人間の脳を構成する神経細胞は大部分がDの性質を持っているはずだと わたしは思っていますので、 少なくとも、MaD程度になるはずだと思います。
大雑把に言えば、M成分の多い人がくり返し刺激を受けると、 Mが機能停止して、つまり疲れ果てて、 うつ状態になります。 これは観察とよく合います。
A成分の多い人は、を端っこから順番に片付けるような事を始めます。 これもA成分が機能停止してしまいます。それが疲れ果てる感覚です。 結果としてうつ状態になります。 これも観察とよく合います。
疲れ果てると言っても内容が少し異なっているわけです。
うつ成分であるDはMやAとは違います。 もともと一、二回で休止する細胞群ですので、休止することが本来のあり方なのです。 MとAが活動してダウンしたとき、必然的にうつになるわけです。 (続く)
2008-07-02 14:39
