自律神経を巻き込むうつ病

の二大「目立つ症状」として 最近は 1.憂うつ……うつ病という名前がついているくらいですから、憂うつですね。 2.興味喪失・心から楽しめない……これはうつという言葉と直結しないかもしれませんが、強調されている点です。 そのほかにいろいろとありまして、たとえば次のような具合です。

睡眠、食欲のが入っています。 この他に、が続く、頭重感、頭痛、のドキドキ、、月経の不調、性欲低下など、 いろいろな身体の症状が出ます。 憂うつであることの結果としてもでるでしょうが、 それ以上に、それ自体が、自律神経系をまきこんでいる印象なのです。

人生はいろいろとあって憂うつなものですし、 「心から楽しむ」なんて、最後はいつのことだったか、 思い出せないくらいの人も多いのではないでしょうか。 心から笑ったり、心から楽しむなんて、 ではないのですから、そんなにあるはずがありません。

それよりも、皆さん自律神経のことで参っています。 すぐに疲れるし、だるいし、 そうなると集中もできないし、 できるはずの仕事ができないままで、 先送りになります。

ここは微妙ですね。 精神症状が先か、身体症状が先か、同時か、 たぶん、ご本人の感覚としては、先に自律神経症状なのだと思います。

精神の病のはずなのに、 身体症状から始まっているのはどうしてなのでしょうか。

たとえば食欲がないというのも微妙なところもあって、 食べすぎてしまうタイプの人はいますし、 食べられないと言っても、夕食に出されたものは全部食べている、 自分から「あれ」が食べたいという気持はわかない、 を歩いていて、好物なのに食べたいとも思わない、 などいろいろあります。 どこまでを症状として拾うかは、難しいところです。 機械的にはいきません。

睡眠にしても、一応眠れているというのと、 「充電」ができているのとは違いがあります。 年齢によって体質によってそれぞれ睡眠は違いますので、 標準の物差しを当ててはかってそれで終わりでもありません。 どんな感じか、伺うわけです。 土日にまとめて眠るという人は結構多いようです。

疲れているからそうなるのか、 そうなるから疲れるのか、 両方なのか、 たぶん両方ですが、 いろいろとあります。


脳の回路で考えると、 精神症状が出て、自律神経を巻き込むの障害があれば、 説明できると思いますが、 それにしては症状の範囲が広く、 憂うつ、心から楽しめない、興味喪失などの精神症状と、 自律神経失調症状、例えば、睡眠障害では、 なにか話の次元が違っているような気がするわけです。 それを一発で説明できるモデルが想定できるかというと、 何かちょっと考え方の変更が必要なような気がするのです。 セロトニンモデルでは少し足りない気がします。

2008-05-24 05:10

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