
下書き うつ病・勉強会#29 MADセオリー#8
【基礎第八回】ひとつのモデルとして、なるべく単純で広く説明可能なものを提示しました。しかしこう考えたからと言って治療が決定的に変わるということもないのです。MA細胞を保護して回復を待つだけ、それが治療です。現実には薬を少量使いながら、認知行...

下書き うつ病・勉強会#28 MADセオリー#7
【基礎第七回】bipolarⅠはM成分がM多であるのに対して、bipolarⅡはM成分がそれよりも小さいM中となります。Aは多中いずれもあります。Dは多です。それに対応して、bipolarⅠは症状としては躁状態とうつ状態を、bipolarⅡ...

下書き うつ病・勉強会#27 MADセオリー#6
【第六回】説明が一部重複しますが、復習問題と思って付き合ってください。メランコリー親和型性格のうつ病は最初の性格としてはM少A多D多になります。mADこの人が几帳面に責任感強く仕事をして、しかし年にも勝てず疲れ果てたとします。するとA成分が...

下書き うつ病・勉強会#26 MADセオリー#5
【基礎第五回】代表的な病前性格に執着気質、メランコリー親和型性格、循環気質などがあります。執着気質は下田が提案したもので、仕事熱心、凝り性、徹底的、責任感強い、完璧主義など。メランコリー親和型性格はテレンバッハが提唱したもので、真面目、几帳...

下書き うつ病・勉強会#25 MADセオリー#4
【基礎第四回】ここから私の説を紹介したいと思います。MADセオリーと言います。神経細胞を反復刺激したときの反応で神経細胞を特徴付けて分類し、それを基盤にして、病前性格と躁うつ病を整合的に説明します。まず、一つの神経細胞を取り出して、くり返し...

下書き うつ病・勉強会#24 MADセオリー#3
【基礎第三回】さて実際に一個の細胞をここに持ってきて、実験することとしましょう。生体内では、たとえば次のように存在しています。近赤外微分干渉顕鏡を用いて、神経細胞を細胞内染色する手法を用いたものです。実験で使いやすいのは、イカの巨大神経です...

下書き うつ病・勉強会#23 MADセオリー#2
【MAD基礎第二回】神経細胞には小さなものから大きなものまで、短いものから長いものまで、様々あります。体の隅々まで神経が張りめぐらされ、脳や脊髄とつながっているわけです。上が脳神経や自律神経の回路です。(付加的事項ですが、「ポリヴェーガル理...

下書き うつ病・勉強会#22 MADセオリー#1
MADセオリー1基礎編【MADセオリー基礎第1回】高校生向けの、うつ病のお話。まったくの基礎からということにいたします。うつ病は脳の病気だということはご存知ですね。脳というのは、頭蓋骨の中にあるもので、こういうものです。脳だけを示すと、これ...

下書き うつ病・勉強会#21 MADセオリー#0
前回まで躁状態先行仮説について説明した。ここから、そのメカニズムを説明する。神経細胞の興奮という点では、てんかんの発作、統合失調症の興奮、躁状態の興奮は共通のものとして考えることができる。興奮の結果、神経細胞機能が失われる。失われたまま回復...

下書き うつ病勉強会#136 非特異的な消耗状態 Beardの神経衰弱
MAD-KON-theoryについて、疲弊性うつ病の話ですねと言われたことがある。どう説明すればよいのだろう。疲弊性うつ病の話ではない。Kielholzが消耗抑うつ、または疲憊(ひはい)抑うつ Erschoepfungsdepression...

下書き うつ病勉強会#133 内因性うつ病 メランコリータイプうつ病
DSM診断では、一方に内因性うつ病・メランコリータイプうつ病があり、他方には気分変調症、気分循環症、抑うつ反応を伴う適応障害、パーソナリティ障害にみられるうつ状態などのうつ病類縁状態がある。DSMでは内因性と明記はされていないが、メランコリ...

下書き うつ病勉強会#94 火事としての各種病気と焼け跡としてのうつ病-5
やっと本題の『火事としての各種病気と焼け跡としてのうつ病』についてお話しします。もとはガミー先生(Nasir Ghaemi)が『マニーは火でうつは灰だ』と書いていたこと。火と灰はカテゴリーが違うので、『火事と焼け跡』のほうがいいだろうと思っ...

下書き うつ病勉強会#81 うつ病の回復過程のチャート
どこにでもある図なんだけど、自作してみた。だいたいみなさん、患者さんに気を遣ってか、治療期間を短く書きがちだと思う。きちんと時間をかけて治療することが大切だと思う。寛解と回復は、今回のエピソードが終わりという時点で寛解、もっと長期的にうつの...

下書き うつ病勉強会#79 自由エネルギー原理
自由エネルギー原理これは、このページの承認済み版であり、最新版でもあります。ナビゲーションに移動検索に移動磯村 拓哉理化学研究所脳神経科学研究センターDOI:10.14931/bsd.10024 原稿受付日:2022年1月31日 原稿完成日...

下書き うつ病勉強会#78 内部モデル
内部モデル最後の部分の統合失調症の陽性症状で見られる幻聴は、このような予測や引き算のメカニズムに障害があり、自分自身の「つぶやき」や内語を自己に帰属できないために、他人の声のように感じられるという可能性が指摘されている。という部分は私の時間...

下書き うつ病勉強会#77 神経符号化
神経符号化-----なるほど。neural codingという切り口でいろいろなことができるんですね。経験のすべては脳神経細胞の信号に変換され、加工されて、貯蔵される。脳で起こっていることはつまりそういうことだ。採録。-----これは、この...

下書き うつ病・勉強会#31 経過と現在症状#2 SとMDIとXとY
さて、クレペリンは経過を基本にして、慢性レベルダウンを伴いやすいものは早発性痴呆で、症状は知性の領域である、循環性経過は躁うつ病に起こりやすくて症状は感情の領域である、とまとめたわけですが、現代では、躁うつ病の人も、何回も病相期を反復するう...
