耳鳴りに対するACT(Acceptance and Commitment Therapy)の6つの機序とポイント

耳鳴りに対するACT(Acceptance and Commitment Therapy)の機序とポイント

6つのコアプロセス:

1.Acceptance(受容):耳鳴りを「排除対象」ではなく「今ここにある経験の一つ」として受け入れる(闘わない)。 受容と言えば受け身なイメージがあるが、そうではない。willignessで積極的に観察して感じてみる。

2.Cognitive Defusion(認知脱融合):耳鳴り関連の自動思考(「耐えられない」)を「ただの言葉」「ただの考え」と距離をとる。

3.Present Moment(現在意識):マインドフルネスで耳鳴りに囚われず「今」に留まる。過去も未来もない。

4.Self-as-Context(文脈としての自己):耳鳴りに支配されない「観察する自分」を育てる。耳鳴りで苦しんでいる自分を役者とすれば、舞台として支え包み込む自分を育てる。

5.Values(価値):耳鳴りに関わらず大切にしたい価値(仕事・趣味)を明確化。

6.Committed Action(価値に基づく行動):回避を減らし、行動を増やす。価値に向かう。

ポイント「回避→受容」:まさにこれ。耳鳴りを「敵」として戦うと中枢興奮が増す(central gain悪循環)が、受容により苦痛の二次的増幅を防ぐ。

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