多重人格ほどではないとしても、人格には多重な側面があります。
会社での自分、家庭での自分、宴会席での自分、テニスサークルでの自分、配偶者の親との会食での自分。
セッションの中でも、クライアントは人格の様々な側面を見せます。その人の、いつも用いる優勢な対人様式に問題がある時、その人格字様態にいるときに指摘するよりも、別の人格状態にある時に、「今日は、いつものあなたにの対人関係ついて、少し話し合いましょう。」と話を切り出します。
自分は気づいていない、でも、他人は気づいている自分を考えるよい機会になります。