膨大な情報の中から本質を素早く抽出し、 最小限の言葉で要点を整理

情報処理能力:膨大な情報の中から本質を素早く抽出し、 最小限の言葉で要点を整理できる(高い圧縮力)「短く話しても要が分かる」

具体的には例えば、印刷された書類の束があって、文章を読んで、要点をつかむ必要があるとき。
芸術的以外の、たいていの文書には、形式があって、緒言、結論提示、本論、事例提示、議論、最終要約、くらいの感じがあるものだから、文章を全部は読まないで、速読の感じで、重要な言葉を拾いつつ、それを頭の中で構成しつつ、要点をつかむ。
全体を読むのではなく、スキャンして重要語を見つけ、それらをつなぎ合わせて、意味の空間を構成する。そのうえで、全体の流れをつかむ。
最初に提示された意味の空間が、起承転結くらいの感じで流れて変化していく。その変化をつかむ。
筆者はフォーマットに従って書いているのだから、そのフォーマットに従って、意味をスキャンする。
筆者は、素人にも分かるように言葉を配置するが、専門家には、重要語をスキャンして意味空間の変化の流れをつかんでもらえるように書いている。だからそんなに時間はかからない。

そうすれば、要点整理してレポートするのも、簡単になる。短くまとめて要点が伝えられる。
最初から専門家を相手に書くとしたら、要点だけを書けばいいのだが、一般の文書にはフォーマットがあり、いろいろな人が読む、半ば公式の文書なので、専門科しか分からない暗号みたいなものにはできない。歴史的な資料ともなるものだから。

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