電子レンジでチンすると食べられる白米の経済性 1食あたり100円の手間代

電子レンジでチンすると食べられる白米があり、150gと表示されています。 現在、白米は5キログラム4000円程度で売られています。これを炊飯して、150gで冷凍したら、何個できますか。 150gあたりいくらの計算になりますか。

① 前提 生米:5kg = 4000円

炊飯後の白米は、一般的に約2.2〜2.5倍に増える(吸水するため)。  → ここでは中間値として 2.3倍 とします。

② 炊飯後の総量 5kg × 2.3 = 11.5kg(=11,500g)

③ 150gパックにした場合の個数 11,500g ÷ 150g = 76.6個 → 実際には 約76個 できます。

④ 1パックあたりのコスト 4000円 ÷ 76個 = 約52.6円/個

✅ 結論まとめ 項目 値 炊飯後の総量 約11.5kg 150gパックの個数 約76個 1パックあたりのコスト 約53円

⑤ 参考 もし吸水率が2.2倍なら → 約73個・55円/個 もし吸水率が2.5倍なら → 約83個・48円/個

したがって、 1個150gあたりの原価はおおよそ50〜55円 になります。

ご自身で炊いて冷凍した場合と比べると、 電子レンジ用パックの150〜200円という価格は 約3〜4倍 にあたります。

ただし、市販のパックご飯には以下のような**「手間と安心」をお金で買う要素**もあります。

🧂 市販パックご飯が高い理由

保存性 無菌包装+加圧加熱殺菌で常温で長期保存(半年〜1年)。冷凍や冷蔵が不要。

手軽さ 炊飯・小分け・冷凍・解凍の手間が不要。数分で食べられる。

品質管理 米の銘柄や水分量を均一化し、安定した食感を維持。

包装コスト パック容器・密封・殺菌・輸送コストがかかる。

💡 経済的比較の目安

自炊冷凍ご飯 約50〜55円 炊飯器と冷凍庫の電気代含めても60円程度

市販パックご飯 150〜200円 常温保存・すぐ食べられる利便性込み

つまり、

「保存と即食の便利さ」に対して、**1食あたり100円前後の“手間代”**を払っている という計算になります。

もし節約重視で味や食感も保ちたいなら、 ・炊きたてをラップに包んで冷凍 ・食べるときに電子レンジで2分ほど温め この方法がコスパ・品質ともに最良です。

タイトルとURLをコピーしました