アメリカ的集団心理テクニックの応用の歴史 新宗教、自己啓発セミナー、新政治集団

最近の一部政党の動き

地域活動を活発にして加入者を増やし、
政治参加意識を高め、その延長で、帰属意識とか仲間の拡大とか生きがいとか、
つまり、生活スタイルそのものを提供するシステムを、
新政党が提供しているのではないかとの指摘があった。

若い人は若い人なりに、退職高齢者は退職高齢者なりに、
ビラ配りから議論から勉強会まで。
といっても、資本論を現代的に読み直すなどの勉強会ではない。
もっと軽くて短くて、最後は日本が大好きになって、日の丸を振りたくなるようなものらしい。

時代をさかのぼると、新宗教の時代があった。
アメリカで新規プロテスタント教会が信徒を獲得するために、心理学的手法または集団心理学的手法を用いた。
それはかなり成功した。しかし需要が頭打ちになった。
そこで、自己啓発セミナーが始まった。
新宗教のテクニックはさらに洗脳に近いものになった。
自己啓発セミナー系の規格、実行、資金回収者は、旧「新宗教開拓者」だった。
仕事がなくなってきて、同じ手法で儲ける分野はないかと探し当てたのが自己啓発セミナーだった。

時代は流れて、今また、同じ人たちが同じテクニックを使って、
新興政治集団を組織している。

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