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第十一章 近代哲学との対峙——デカルト以後の神学的苦闘(17〜18世紀)

第十一章 近代哲学との対峙——デカルト以後の神学的苦闘(17〜18世紀)「私は疑う。では、何が確かか」1641年、フランスの哲学者ルネ・デカルトは一冊の薄い本を出版した。**『省察(Meditationes de Prima Philoso...
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第十章付属章 エラスムス入門

オッカムが「理屈の無駄」を削ぎ落とし、中世という時代が終わりを迎えようとするとき、ヨーロッパに「ルネサンス(文芸復興)」の風が吹き抜けます。その中心にいたのが、デジデリウス・エラスムス(1466年頃 - 1536年)です。「人文主義(ヒュー...
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第十章 宗教改革の衝撃とトリエント公会議——カトリックの自己定義(16世紀)

第十章 宗教改革の衝撃とトリエント公会議——カトリックの自己定義(16世紀)一枚の紙が世界を変えた日1517年10月31日、ドイツのヴィッテンベルク。アウグスティヌス会の修道士マルティン・ルターが、ヴィッテンベルク城教会の扉に一枚の文書を貼...
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第九章付属章 オッカムの剃刀(かみそり)

中世哲学・神学の旅もいよいよクライマックスに近づいてきました。トマス・アクィナスが「理屈の巨大な城」を建て、エックハルトが「神秘の炎」を燃やした後に登場するのが、ウィリアム・オブ・オッカム(1285年頃 - 1347年頃)です。彼が提唱した...
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第九章 唯名論の衝撃と中世神学の亀裂(14〜15世紀)

第九章 唯名論の衝撃と中世神学の亀裂(14〜15世紀)「バラの名前」という問いウンベルト・エーコの小説『バラの名前』は、14世紀の修道院を舞台にした推理小説だ。その謎めいたタイトルは、この章のテーマと深く関わっている。小説の最後にこんな一文...
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第八章付属章 マイスター・エックハルト入門

「理屈(トマス・アクィナス)」の次にやってくるのは、「爆発する神秘」です。マイスター・エックハルト(1260年頃 - 1328年頃)は、トマス・アクィナスと同じドミニコ会の僧侶でありながら、その教えがあまりに過激でぶっ飛んでいたため、後に教...
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第八章 中世の神秘主義——神との直接合一を求めて(13〜14世紀)

第八章 中世の神秘主義——神との直接合一を求めて(13〜14世紀)「神学書を閉じて、暗闇の中へ」13世紀のパリ大学で、トマス・アクィナスが精緻な論証を積み上げていたのとほぼ同じ時代に、ライン川沿いの修道院で、全く異なる神学の声が響いていた。...
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第七章付属章 「アリストテレス」と「トマス・アクィナス」

「アリストテレス」と「トマス・アクィナス」。この二人の関係を一言でいうと、「古代ギリシャの最強の理屈(哲学)」と「中世キリスト教の信仰」をガッチャンコさせて、最強の理論体系を作り上げたコンビです。13世紀のヨーロッパで、トマス・アクィナスが...
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第七章 トマス・アクィナス——理性と信仰の大総合(13世紀)

第七章 トマス・アクィナス——理性と信仰の大総合(13世紀)「この牛は口を開かない」——静かな革命家1245年頃、パリ大学の神学の授業で、学生たちが一人の新入生をからかっていた。南イタリアのアクィノ伯爵家の出身で、体格が大きく、物静かで、授...
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第六章 スコラ学の夜明け——信仰と理性の和解プロジェクト(11〜12世紀)

第六章 スコラ学の夜明け——信仰と理性の和解プロジェクト(11〜12世紀)「神学は学問になれるか」という挑発的な問い11世紀のヨーロッパで、何かが変わり始めた。都市が復活し始めた。農業技術の向上で食糧が増産され、人口が増え、商業が活発になっ...