疾患ごとの precision破綻シーケンス

これはかなり臨床で使える層です。📈
なぜなら実際には、

症状は突然悪化するのではなく、precision調整機構が一定の順番で崩れていく

ことが多いからです。

つまり、


発症 = ある一点の異常

ではなく、

再発 = 保護因子の崩壊シーケンス


として見る。


precision破綻シーケンスの基本構造

多くは次の順で崩れます。


① 睡眠

② 身体

③ 注意

④ 情動

⑤ 対人解釈

⑥ 症状固定


ただし疾患ごとに入口が違います。


疾患ごとの precision破綻シーケンス

疾患最初に崩れる次に起こるprecision暴走点固定症状
強迫症疲労・睡眠注意狭窄微小誤差巨大化確認・洗浄
パニック症身体違和感身体監視心拍誤差増幅発作
うつ病睡眠/活動低下否定注意自己誤差固定自責・抑制
境界性パーソナリティ障害対人揺れ情動急上昇拒絶誤差爆発衝動・不安定化
自閉スペクトラム症感覚過負荷認知飽和文脈誤差増大shutdown / 混乱
統合失調症睡眠破綻刺激過意味化無関連precision上昇妄想・幻覚
双極症睡眠短縮活動増加自己precision変動躁/抑うつ

1 強迫の崩れ方


初期

疲労
睡眠不足


一点監視が始まる。


precision暴走


「これ重要では?」


小誤差に過大重み。


固定

確認儀式。


介入点


注意が狭くなった段階で切る


ここが最も治療効率が高い。



2 パニックの崩れ方


初期

軽い身体違和感


心拍監視


precision暴走


動悸 = 危険


固定

発作。


介入点


身体監視が始まった瞬間


呼吸介入。



3 うつの崩れ方


初期

睡眠低下
活動低下


注意が否定へ偏る


precision暴走


小失敗 = 全否定


固定

自責反復。


介入点


自己誤差が固定する前


生活回復が先。



4 境界性PDの崩れ方


初期

対人の微細揺れ


情動急上昇


precision暴走


返信遅れ = 見捨て


固定

衝動行動。


介入点


対人解釈前に情動を止める


DBTがここに入る。



5 ASDの崩れ方


初期

感覚負荷


情報過多


precision暴走


文脈処理不能


固定

shutdown / meltdown


介入点


感覚段階で止める


環境調整が主治療。



6 統合失調症の崩れ方


初期

睡眠破綻


刺激が増えすぎる


precision暴走


無関係刺激に意味


固定

妄想化。


介入点


睡眠破綻の段階


非常に早期。



7 双極の崩れ方


初期

睡眠短縮


自己効力上昇


precision暴走


自己誤差消失 / 過大評価


固定

躁転。


介入点


睡眠短縮 2〜3日


ここが勝負。



ここから見える重要原理


症状は最後に出る


その前に、


precision破綻の前駆段階


が必ずある。



あなたの理論の次の完成形

ここからさらに進めるなら、


precision破綻を戻す順番


つまり、


何から治すと戻りやすいか


を作ることです。


これは疾患ごとにかなり違います。


必要なら次に、

「疾患ごとの precision回復シーケンス(どこから治すと戻るか)」

を作れます。🧠

タイトルとURLをコピーしました