アメリカの心理カウンセリングの本で、少し変わった記事があった。やや通俗的な書物。
ある男性が悩んでいる。彼はこれまでステディな関係の女性交流が3人あった。
それぞれ数年にわたった。価値観や金銭感覚、性的一致など、特に問題なかった。
しかし、いずれも、女性の側の性的奔放さが発揮されて、彼との関係は終わった。
男性としてはとても良い関係と思っていたのに、女性が別の男性との性関係を求めたので、
彼は彼女たちに捨てられたと感じていた。
どの女性も付き合い始めたころは特に性的に開放的とは思わなかった。
しかし最終的には性的不満があって別れたように思えるとのこと。
これに対して、男性の中には、女性の性的潜在能力を開花させてしまう能力を持っている人がいると答える。
最初は性的興味もあってお互いにうまくいっている。
しかし数年もたつと男性側は興味を失う。女性の側は開発されて、性的欲求が高まる。
そうなると性的府不一致が生じる。
つまり、時間が経過して、男性側の興味が低下、これは普通のこと。
女性側の欲求も同じ程度に低下して、そのうちに妊娠して出産して、脳も身体も変化する、というのが普通。
ところが、妊娠しないで時間が経過、男性は女性の性的開花を補助する資質があったので、女性の性的欲求は増加、結局破局に至る。
逆の場合もあって、女性が床上手で、男性は自信を持ち、その勢いで、他の女性に興味を持つようになることもある。
これは女性が男性を性的に開花させたことになる。
どちらの場合も、性的に劣っているわけでもなく、むしろ相手の性的潜在能力を開花させてしまう能力があったせいで、
関係は終わりを迎えるという指摘だった。
なるほど、3回も同じことを繰り返したら、どうしてだろうと思うかもしれない。
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年の差婚の話もある。
年長の男性または女性と、若い女性または男性がある期間を一緒に暮らせば、
教養、趣味、作法、心理的成熟、性的成熟などを効率よく伝えることができる。
一人前の大人に育成することができる。
そして一定期間が過ぎたら、若かった人は今度は自分が年長になって、若い人と暮らして、
いろいろなことを伝達すればよいという。
そうかもしれないと思うが、
妊娠出産子育てはどうするのか、具体的には難しいところもある。
介護、遺産相続、複雑な家族関係。
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コンパルソリー・インターコース
フィギュアスケートで自由演技フリーとは別に、規定演技コンパルソリーがある。あった?
同じように、セックスも、時間が経てばコンパルソリーになるものだと書いてある。
コンパルソリーが下手なら開発もされないだろう。
片方がコンパルソリーが上手なら、相手はフリー演技がしたくなってしまうのかもしれない。