誤差を検出できるから、形が分かる。
予測と現実の誤差がなかったら、形を知ることはない。
誤差を検出できるから、音が分かる。
予測と現実の誤差がなかったら、音を知ることもない。
予測通りの世界では、形も音も消える。
認識が消える。
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英語を学んだから、日本語の一面が見えてくる。
男女の誤差を知るから、人間を知る手掛かりになる。
思いがけないことを他人に言われるから、他人が存在すると分かる。
全て、予測との誤差をもとにして認識が成立している。
人生も後半になれば、予測通りのことが増える。いちいち驚かない。つまり半分死んでいる。
誤差のない世界では喜びもない。
最適誤差が美であり感動である。
予測通りは退屈である。
自分で自分をくすぐっても、くすぐったくない。誤差がないから。予測の通りだから。
