OCR+IFS ここまでの感想

1.
強迫性障害(OCD)の治療において、「結局、曝露反応妨害法(ERP)や認知行動療法(CBT)、薬物療法(SSRIなど)の繰り返しでしかない」と感じてしまう
2.
脱落多い。そこで動機づけとか、カリスマ的態度とかが出てくる。
3.
難治性のものに対して、脳回路の問題とかその延長で外科的話とか、少し出てきているので、どんな結果になるものか興味がある。
4.
そんな中で、曝露反応妨害法(ERP)や認知行動療法(CBT)、薬物療法(SSRIなど)ができることの限界を自覚して、控えめに使ったほうが、誠実というものだろう。
5.
個人的には、曝露反応妨害法(ERP)や認知行動療法(CBT)、薬物療法(SSRIなど)のセットを、どのようにして「納得して継続してもらうか」(品のないやり方ではなく)が問題だろうと思うが、外来という設定があるので限度がある。例えば、家族が強力に強制的に通院とホームワークをやらせるとかなら、できるのかもしれないが。それは犬や猿の訓練と同じでしよう。そんなことはエレガントではない。
6.
そんなことをするくらいなら、自分で道を見つけるまで待つのがよいと思う。人間観とか治療観の問題。
7.
進化論的に言えば、意味のあることなんだし、その遺伝子には意味があるんだから。ただの意味のないエラーではない。

8.
ブログに、試みとして、IFSの方式で何ができるか、面接記録まで、いろいろ書いてみたが、こんな話を患者さんはどの程度まじめに取り組んでくれるものだろうか。ごく一部の患者さんにとどまると思う。共有認識になっていない。共有認識になるべきだ、して見せる、というくらいの強さがあればなんとかなるのかもしれない。
9.
状況が変化して、ネットにIFS的説明があふれて、みんなの共通認識になり、患者さんの期待と治療者の意図が一致するような場合になれば、もっとうまくいきそうではある。
10.
何を意図して、なぜ、IFS的なことをするのか、多くの人には分からないと思う。中にはネットで洗脳されて、よく分かる人もいるのかもしれない。その場合はとてもよいれけれども。
11.
IFSの場合、どれだけのパーツを用意する場良いのか、すぐには分からない感じがする。慣れてくれば必要十分の登場パーツを用意できるのだろうけれども。最初は最小限で試してみて、自分なりにやってみるしかないか。セルフがどうしたという話までうまくつなげるには、相当の話力が必要ではないか。落語の名人みたいなものか。

12.
そんな治療法がいいとも思えないんだが。ナラティブ・セラピーとかと類似ですかね。

13.
ボディ・コネクトセラピー(Body Connect Therapy:BCT)については皆さん興味がありますか。
私の最初の印象では、偏見ですが、催眠術系の延長のように思う。治療者も患者も、こういうの好きな人は好きでしょうけれども。私としては好き同士がやればいいという感じだ。それなりに効果もあるでしょう。効果の源泉は何かが怪しいとしても。結果オーライならいい世界なんだろう。

ボディ・コネクトセラピー(Body Connect Therapy:BCT) なんかの講座もくじ引きだと言ってましたね。 そういうの好きなんですね、皆さん、 わたしは毛嫌いしている。性に合わない。ただ、昔からある、自律訓練法だけは、必要な時には自分でやる。患者さんにはやらない。カウンセラーにオーダーを出す。 何か演劇的で、わざとらしくて、催眠術的で、治療者の全能感をくすぐるようで、そういうのは個人的には忌避。  

14.
脳内ループが、無限大かゼロかに向かわないというのも、かなり不思議ですね。

個人的には、そのループが、obsessiveとcomplisiveの二つの部分とどう関係しているか、興味がある。 外科的に操作するとして、ターゲットは、ループ、伝達経路、obsessiveまたはcomplisiveの4つが考えられるがどう考えているんだろう。 あるいはそうではなくて、ループとobsessiveまたはcomplisiveは一体で、ターゲットは二つしかないのだろうか。

15.
「強迫観念の方の面接で、その方はいつも「4つのトラウマ」と言ってます。何で4つで収まっているのか」—-「4つのトラウマ」 そうですね。強迫症状ではなくて、トラウマに焦点が当たっているのは、いいのではないでしょうか。 どんなトラウマなんですか? 4つなの?体験構造として別々の4つなの? 抽象化すれば1つに集約できるの?


16.
それにしても、ある先生のところの3日間合宿、税込17万6千円て・・・ 合宿=洗脳 と相場は決まっていますね。高額の方が効果がある。 しかし心理士の給料との兼ね合いがある。そこから具体的な数字が出てくる。心理士相手に商売するモデルはこんなのも平気です。輸入型各種心理療法の日本のリーダーはそんな感じの人が多いような気がする。志がどこにあるかが問題ではないか。ある種の場合には病識がないからどうしようもない。それに付随して、人間関係の韓国ドラマ的展開あり、人間はどこまで行ってもそういうもののようです。

17.
IFSで、どんなパーツをどれだけ用意するか、手順をよく考えれば、必要十分は決定できそうな気もする。何か必要十分かは、他の治療者とは理解しあえないような気もする。理解しあえなくてもよいような気もする。ジャズのアドリブのようなもので、患者さんとシンクロしていればそれでいい。しかしそうなるとますます土着民間療法の範囲となってしまい、客観的検証が難しくなる。そんなもの必要ないという考えもあるだろうけれども、志が高ければ、やはり客観的に受け容れられるものでありたい。

18.
IFSの内容とタイミング。どのようにして妥当だったと評価できるのか。世俗の権威が決定するのか。自分で振り返って評価するとして、どうしたらよいのか。

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