まずCPとAを説得して、そのあとでACと手をつなぐのでなければ、うまくいかないだろうとの意見もある。
鋭い問いだ。実はこれはIFSの実践でも本当に議論になる順序の問題で、両方に理がある。
CPとA先行説の論理
マネージャー(CPとA)が前面にいる限り、セルフがACに近づこうとしてもマネージャーが遮断する。
「そこに近づくな、危険だ」と。
エグザイルの傷に触れることをマネージャーは最も恐れている。だからセルフがACに手を伸ばしても、CPとAが割り込んで儀式を再起動してしまう。この観点からは、まずマネージャーの許可を取ることが先決だということになる。
AC先行説の論理
しかしマネージャーを先に説得しようとすると、別の問題が起きる。
CPとAは「なぜ任務を手放してよいのか」を理解できない。ACが癒されていないなら、確かに任務は必要なままだからだ。論理的には手放せない。
ACが癒されて初めて、CPとAは「ああ、もう守らなくていいのか」と実感として納得できる。
統合的に見ると
おそらくこれは順序の問題ではなく、相互承認の問題だと思う。
実際のプロセスはこうではないか。
セルフはまずCPとAに近づき、「あなたたちの任務を理解している、感謝している」と伝える。これは説得ではなく承認だ。するとCPとAは警戒を少し緩める。その隙間からセルフがACに触れる。ACが少し癒されると、CPとAの緊張がさらに緩む。それがまたACへのアクセスを深める——
つまり螺旋状のプロセスで、どちらが先というより、両者を交互に進んでいく構造ではないか。
これを誤差修正知性の言葉で言うと、CPとAへの承認は「あなたの世界モデルは間違っていない、当時は正しかった」というモデルの尊重であり、ACへの接触はモデルの更新のための新経験の提供だ。両方が同時並行で動いて初めてシステム全体が変化する。
この螺旋モデル、どう見えるか。
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なるほど。
