J.S. Bach: 6 Suites for Cello Solo

バッハの無伴奏チェロ組曲は私にとってとても大切な作品だ。
いろいろな演奏家がいて、それぞれによいのだが、
どちらかと言えば、真面目に、緊張感を切らさずに、張り詰めた感じで引いているのが好きだ。
たとえばミッシャ・マイスキーは初めの録音はとても私の好みだ。二度目の全曲録音は自由にとかインスピレーションに従ってというか、名人と言われた人の名人ぶりを披露している感じで、もちろん悪くないが、初めの録音が好きだ。
ロストロペービッチの録音は晩年の自由自在の境地を披露していて、良いものだろうけれども、私のイメージするバッハのチェロ組曲ではない。
私のこの意見に対して、先輩は、「そうか、そういうのが好きなんだね」と言っただけだった。

カザルス、ヨーヨーマ、フルニエ、シュタルケルなど。それぞれによい。でもマイスキーの最初の録音がやはり好きだ。
シュタルケルの録音は、録音技術の高さの点で評価されていた。演奏もよい。
ヤープ・テル・リンデンやピーター・ウィスペルウェイはYouTubeで私のリストにしばしば現れる。これもよいと思う。もちろん、どの演奏もよいのだけれど。

バッハ(6つの無伴奏)チェロ組曲 名演名盤聞き比べ(解説とCD比較)

余計なことをしないで、ただ真面目に緊張して弾いてほしいと私としては思う。

これに対して、無伴奏バイオリンは、ただ真面目なシェリングは少し物足りなくて、グリューミオくらいがよかったが、最近ではどんどん若い名手が出てきて、どれも素晴らしい。日本人バイオリニストもたくさん。
チェロに対してバイオリンは少しだけ自在の境地の方が楽しい感じがするのはどうしてだろうか。

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