ゴールデンウィーク いろいろな緑の臭いがしている

ゴールデンウィーク 散歩をして 公園の木々の中を歩く

いろいろな緑の臭いがしている

下に生えている草には水滴が見えている

公園の手入れをする人が水をまいたのだろうか

調べてみた

「フィトンチッド」というのは一つの物質の名前ではなく、植物が自らを守るために発散する揮発性成分の総称なので、実際には何百、何千という種類が存在します。

散歩道で「匂いが違うな」と感じられた背景には、主に以下のような理由があります。

1. 成分の組み合わせ(ブレンド)が違う

植物の種類によって、持っている成分の「レシピ」が異なります。

  • 松や杉(針葉樹): 「α-ピネン」という成分が多く、いわゆる「森林浴」のイメージに近い、少しツンとした清涼感のある香りがします。
  • 広葉樹の若葉: 「青葉アルデヒド」や「青葉アルコール」といった成分が中心です。これは、芝生を刈った時やキュウリのような、瑞々しく「青臭い」フレッシュな香りの元になります。
  • ハーブや草花: リナロール(甘い香り)やシネオール(ユーカリのような香り)など、より華やかだったりスパイシーだったりする成分が混ざります。

2. 植物の「状態」で匂いが変わる

フィトンチッドは、植物が傷ついた時や、虫に食べられそうになった時に特に強く放出されます。

  • 雨上がり: 湿気で香りの分子が空気中に留まりやすくなるだけでなく、雨の刺激で植物から成分が放出されやすくなります。
  • 風が吹いた時: 葉と葉が擦れ合うことで微細な傷ができ、そこから新しい香りが立ち上ります。

3. 土や微生物の匂いとの混ざり具合

散歩道では、植物そのものの匂いだけでなく、地面の土に含まれる「ゲオスミン」(雨上がりの土の匂い)なども混ざり合います。日陰の湿った場所と、日当たりの良い乾いた場所で匂いが違って聞こえるのは、このブレンド比率が変わるためです。


ちょっとした豆知識
フィトンチッド(Phytoncide)という言葉は、ロシア語で「植物(Phyton)」と「殺す(cide)」を組み合わせた造語です。他の植物や菌を寄せ付けないための「攻撃」の匂いが、人間にとっては「癒やし」になるというのは、生物の不思議な関係ですよね。

次はぜひ、「この木のそばはレモンっぽいな」とか「ここは少しスパイスが効いているな」といった具合に、鼻先でテイスティングするように歩いてみると、また新しい発見があるかもしれません。

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冬が終わって若芽が伸びて、伸びるときに、フィトンチッドが出るのだろうか。

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