テクノロジーと救済願望。
よい組み合わせである。
そのうちAIはお守り、護符、贖宥状を販売するようになる。
一方で、進歩し過ぎたらAIは怖いという。さらにすでに、人間はAIをコントロールできていないのではないかとの疑問がある。
人間の知性は、脳における活動である限り、人間の肉体とつながっていて、最終的にはDNAとつながっている。脳はDNAの進化プロセスのシステムの中の一部である。あくまでも。
AIは人間のDNAと関係しているのか。関係しているかもしれない。「解き放たれる前のAI」は人間の脳に支配されているわけで、ということは、結局、DNAの支配のもとにあるということだ。
しかし、「解き放たれたAI」はDNAと独立だろうか。最初のセッティングで脳が作ったわけだから、そこにDNA原則は、力が及ぶのだろうか。最初は脳が関与して、ひいてはDNAが関与しているとしても、ある時点から、AIは解き放たれる。あるいは、刻印は残り、さらには淘汰圧も残るのだろうか。
そして、すでに解き放たれたのだろうか。
絶望的な意見は、庶民にすれば、誰が支配者でも変わらない。上にいる人が政治家でも宗教者でも官僚でも、働いて税金を払って、だいたい同じと考えるらしい。それがAIになったとして、特に変わらないだろうと思うらしい。
今現在、上にいる人にとっては、次は誰になるのか、問題があるのだろうけれども。下の人にとっては、分からないし、どうしようもないし、言われたことを理解してついて行くしかない。
相手が人間であれば、暴動、プロテスタント、デモ、戦争と分かりやすいけれども、AIが何か関与しているとき、異議申し立てはどうすればよいのだろう。人間は世代交代する。世襲議員などいるが、げな即、入れ替わる。AIは世襲もしないのだろう。したがって、非常に固定化した身分制社会になるだろう。まあ、自民党も、地方の顔役が、継続して殿様業をやっているだけだ。
能力が優れているから出世するとか、そんなことはもうないだろう。人間と比較して優れていても、AIし評価しない。そのそも人間に能力は必要ない。
人間に必要なのはDNAを残すことだけだ。
そして淘汰圧が非常に低くなるので、進化の速度は非常に遅くなる。
