自己を文脈として捉える
目的:変化するあらゆる内面的な経験を観察し、受け入れるための、安全で一貫性のある視点となる自己意識とつながること。
方法:マインドフルネスと意識の連続性に気づくこと
使用タイミング:経験を積むために確固たる基盤が必要な場合。概念化された自己と同一化する場合。
自己を高めるために設計されたテクニックの例
| 技法名(原語) | 技法名(訳) | 内容・説明 |
|---|---|---|
| Observer exercise | 観察者エクササイズ | さまざまな体験の領域において、「誰が気づいているのか」に気づく |
| Therapeutic relationship | 治療的関係 | クライエントの体験を無条件に受け入れることをモデルとして示す |
| Metaphors for context | 文脈のメタファー | 箱と中身・家と家具・チェスボードのメタファー |
| “confidence” | 「自信」の語源解釈 | con=ともに;fidence=忠実さまたは信頼――すなわち自己への忠実さ |
| Riding a bicycle | 自転車に乗る | 常にバランスを崩しながらも、前に進み続けている |
| Experiential centering | 体験的センタリング | 自己視点との接触を作る |
| Practicing unconditional acceptance | 無条件の受容を練習する | あるがままの自己を許す――存在することへの許可 |
| Identifying content as content | 内容を内容として同定する | 変化するものと変化しないものを分離する |
| Identify programming | プログラミングを同定する | 二台のコンピューターのエクササイズ |
| Programming process | プログラミングの過程 | 内容は常に生成され続けている――セッション内で一緒に内容を生成してみる |
| Process vs outcome | 過程と結果 | 未来・過去への思考から現在へ引き戻す練習をする |
| ACT generated content | ACTが生成する内容 | 自己についての思考・感情(「良い」ものも含む)は、体験の代わりにはならない |
| Self as object | 対象としての自己 | 概念化された自己を「良い」面も「悪い」面も含めて記述する |
| Others as objects | 対象としての他者 | 関係性であることと、正しくあることとの対比 |
| Connecting at “board level” | 「ボードのレベル」でつながる | 人間として人間とつながることを練習する |
| Getting back on the horse | 馬に再び乗る | 自己-文脈としての視点の中に入ったり出たりすることを常に繰り返すという事実に、セッション内外でつながる |
| Identifying when you need it | それが必要なときを同定する | 「現在に戻る」ことが必要な場面を特定する(応急処置の適用を学ぶ) |
| Contrast observer self with conceptualized self | 観察する自己と概念化された自己を対比する | アイデンティティ選択エクササイズ |
| Forgiveness | 赦し | 苦痛を伴う体験を内容として同定し、文脈から切り離す |
