こうして様々な精神療法について、読んでみる。
特に新しいものはないのであるが、
旧知の友人と話すようなものだ。
それぞれについて、今の時点で感じることもある。
行動療法やREBTは方法論に殉じている。
ただ正しさを尊重している。
そして実際に正しい。
科学としての正しさを目指して尊重するなら、この態度が正しい。
もう、何と言っても、どこまで行っても、正しいのである。
しかしこちらにも体質もあるし、好みもあるし、これまでの経緯もある。
教養の背景もある。
単に正しいからそれを行うとは私は考えない。
どの流派も素晴らしい理論と技法であり、症例検討もすばらしい。
全く異存はない。
馴染めるか、馴染めないがあるだけだ。
人生の中で、別の偶然の作用があったならば、いま私は別の方針でいるのだろうと思う。
しかし現在のところ、私は私の方針に違和感が全くない。
ほかの方針も素晴らしいと思う。かなわないと思うところもたくさんある。しかし私については、私のままでよいと思っている。
